某医療機関の求人を見つけたのでプリントアウトしました。 すると、気になる点がいくつかありました。 ・年間休日は73日 ⇒日曜日+祝日+夏期2日+年末年始4日の合計日数に相当 ・休憩時間は平日80分で土曜日60分 ・週6日出勤で39.5時間労働 気になる点について調べてみることにしました。 法律を順守しているのに、違反しているかと勘違いしてしまう労働条件。 昭和っぽい印象の労働条件は、人件費削減の近道なのでしょう。 労働法は、学生時代に勉強しておいてよかった科目の一つです。 教科書として使っていたのは第2版です。 こちらの本は最新版です。 楽天市場 ▶▶▶ 労働法第5版 (有斐閣アルマ) Amazon ▶▶▶ 労働法第5版 (有斐閣アルマ) 年間休日73日についてググったところ、こちらのページを見つけました。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11130561381 興味深い回答として、 「厚生労働省による「平成25年就労条件総合調査」によれば、年間休日73日(80日未満)だと、全企業のうちでも年間休日が少ない企業(10%未満)に入ってしまいます。」 というのがありました。 厚生労働省による最新データの一部を抜粋しました。 ▶▶▶ 平成26年就労条件総合調査結果の概況:結果の概要(1 労働時間制度) (2) 週休制 【医療,福祉】 第2表 主な週休制1)の形態別企業割合 週休1日制又は週休1日半制:0.3% 第3表 週休制の形態別適用労働者割合 週休1日制又は週休1日半制:1.4% (3) 年間休日総数 第4表 年間休日総数階級別企業割合、1企業平均年間休日総数及び労働者1人平均年間休日総数 【医療,福祉】 70~79日:0.4% 69日以下:- 医療系は、週休2日制や4週8休といった制度を採用しているところが殆どです。 4週8休の激務+オンコールで、目が痙攣して朝から全身だるく肩が上がらない日々の中で、病院に殺されると妄想してしまうほどバテバテだった当時を思い出すと、バブル時代に良い思いをした世代でもなければ昭和思考人間でもなく、学生時代は第2土曜日休日や第2.4土曜日休日といった中途半端な週休